明治35年にできた校舎
玄関の屋根が宮大工でできているのが特徴。
この校舎は、関東大震災により倒壊した。
校歌碑
百年讃歌の碑
大正12年9月1日、関東大震災が起こり、校舎が崩れ壊れた。この日は各学校の2学期の始業式が行われ、式を終えて生徒たちが帰る頃は、雨も止んで空はからりと晴れて残暑の太陽が地上を照りつけていた。厚木小学校の始業式を終えた高等科一年の生徒が3人帰り道をさぼって、校庭のまわりの用水堀で魚を獲っていると今までになく大漁で、たちまちバケツがどじょうやうなぎでいっぱいになった。あまりの大漁に驚いている瞬間、突然大地が揺れだした。水平動から上下動に変わって生徒たちはあぜ道をころげ続けた。小学校の屋根瓦はものすごい大音響で落ち、建物は次々と倒壊をしていく。それも一瞬の出来事で生徒たちの耳には分からなかった。関東大震災はここに起きた。
小学校は、体育館と新2教室を残して倒壊してしまった。(創立100年誌より)
古い校舎へのお別れ式
新校舎への移動風景
古い校舎の航空写真
古い校舎は、今のイオンがある場所にあった。新しい校舎は、現在の場所である。